加入しないなら、医療保険代わりに貯蓄を用意しておきましょう。

12.医療保険には入らないという選択肢

医療保険は本当に必要でしょうか?

ここまで医療保険について、細かく書いてきました。その上で敢えて言いたいと思います。医療保険に入らないという選択肢もあるのです

差額ベッド代高額療養費制度の説明を読んでもらえれば、月々の医療費はそれほど高額にはならないことが分かると思います。仮に9月20日~11月29日まで70日間入院したとしても、保険適用内の治療で差額ベッド代がかからなければ、最大で3ヶ月分の医療費は30万円程度に抑えられるはずです(1ヶ月10万円かかったとして3ヶ月分)。

それくらいの医療費であれば、貯蓄でカバーできると思いませんか?

医療保険に月々3,000円払い続けるなら、保険代わりの貯蓄を50万円から100万円貯めておきましょう。30年間保険料を払い続ければ、その総額は100万円を超えます。

同じ100万円なら貯蓄で貯めてしまってもいいんじゃないでしょうか?

もちろん、必要に迫られてその貯蓄を切り崩してしまい、その後で病気になるリスクもあります。100万円でカバーできないくらい医療費が高額になるかもしれません

保険料は基本的に若いうちに加入する方が安いです。若いうちは貯蓄する余裕もそれほどないかもしれませんので、そういう場合には、医療保険にとりあえず入っておくのもいいでしょう。

あくまで、医療保険に入らないというのは選択肢の一つです。

医療費は貯蓄で賄えないほど、高額な出費ではないという知識をあなたにも持っていてもらいたいと思って書きました。保険は万一の事態に備えるものですので、正解はありません。

しかし、支払う保険料の総額はきちんと考えれば計算できます。月々3,000円なら1年で3万6千円、30年で108万円、50年で180万円です。30歳の人が月々3,000円の保険に加入するということは、医療保障を受ける代わりに180万円を分割で支払うということです。

医療保険も死亡保険も、家族のためや安心のためという感情論で語られがちですが、どちらも立派な金融商品です。雰囲気に流されずに、きっちり考えて加入を検討してほしいと思います。


自分で考えるのは難しいと感じる人には、FP(ファイナンシャルプランナー)への相談を当サイトではオススメしています。保険の専門家に無料で相談に乗ってもらうことも可能です。保険加入の前にそちらも是非目を通してみてください。


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