1入院の保障限度日数について考えました。

2.医療保険の1入院の保障限度日数はどのくらい必要か

医療保険の入院日数について考えてみましょう。

最近の医療保険では、1入院に対する保障限度日数60日型か120日型になっていることが増えています。730日~1000日という長期の入院を保障する医療保険もありますが、保障限度日数が増えれば、当然その分、保険料が高くつきます

一方、実際の入院日数では、以下のような統計があります。

0~14日の入院 病院62.9% 一般診療所75.8%
15日~30日の入院 病院17.3% 一般診療所10.6%
1ヶ月~3ヶ月の入院 病院14.1% 一般診療所9.6%
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/05/04-02.html
(厚生労働省17年患者調査)

病院や一般診療所では、3ヶ月以内に退院する患者が9割を超えています。

また、60日以上の長期の入院を必要とする傷病には、結核や精神及び行動の障害、脳血管疾患(脳卒中)などがあります。

しかし、それ以外の多くの病気は60日以内に退院できると考えられます。現在は、長期入院患者を抱えることを病院が望みませんので、短期入院が統計調査時より増えているかもしれません。

医療保険の入院日数の考え方

医療保険の入院日数は、同じ病気やケガを起因とした入院については、180日以上経過していないと、1入院と見なされます

上限が60日型の場合、60日までの連続入院(下図A)については、問題ありません。しかし、60日の入院後、退院して40日後に同じ病気で再入院して30日間入院すると、合計入院期間の90日が1入院と見なされます(下図B)。この場合、1入院の保障限度日数を超える30日については、保険金が受け取れないので注意が必要です。

もちろん、180日経過後は、同じ病気での入院でも、別の入院として扱われます(下図C)。

入院期間の考え方

また、病院から病院へ移る転院も、1入院で考えます。先の統計データでも5%ほどは退院後に別の病院へ移る転院となっています。

ちなみに入院理由に関連性がない場合は、別の入院として考えられます。病気で入院して、退院後に交通事故で入院した場合などは別の入院として、保険金が受け取れます。


入院日数の統計データなどから考えると60日型の医療保険で問題がないと当サイト管理人は考えていますが、それで万一の事態に本当に大丈夫かは神のみぞ知ることです。長引く入院が心配なら、多少保険料が高くなっても、1入院の保障限度日数が長いものを選ぶ必要があります。

限度日数については、以降のページも最後まで読んだ上で、判断してほしいと思います。



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