老後資金の心配を無くしましょう。

7.配偶者の老後資金はどうする?

老後の生活資金は、思っているよりも大きいものです。

死亡保険の保障は、働いていて定年を迎える60歳や65歳までの収入を補填する目的が多く、その後の老後の生活費までは考えていない場合もあります。必要保障額のグラフでも60歳時点や子供独立の時点で必要保障額が0になっているものもあります。65歳からは老齢年金が支給されるので、それで配偶者だけなら生活できるという計算かもしれません。

しかし、年金だけで生活するのは、実質厳しいでしょう。特に国民年金にしか加入していなくて、厚生年金がない場合は、余計に厳しいと考えられます。

老後に必要な貯蓄額は約2000万円程度と言われています。老齢年金と貯蓄を切り崩しながら生活していく計算です。長生きすれば、必要な金額はもちろん増えます(長生きリスクと言われます)。

通常は老後に備えて、働きながらコツコツと2000万円を貯蓄していくことになります。

65歳満期で死亡保障をつけ、満期後は払い込み額より多く解約返戻金が支給されるような生命保険もあります(東京海上日動あんしん生命の長割り終身)。貯蓄の代わりに、保険で解約返戻金が2000万円を上回るように設計する方法もあります。

個人的には、長期で貯めるお金は、自分で運用した方がいいと考えています。保険金も結局は運用されており、保険会社が間に入ることで利回りは確実に低下するからです。年率2%程度で運用できれば、保険会社の解約返戻金より多くなる場合もあります。年率5%程度は投資信託やETFを利用して無理なく運用できる範囲ではないかと思っています。

しかし、自分で投資や運用をするのが苦手という人は、長割り終身のような保険商品を使って老後の資金を準備するのもいいと思います。強制力があるので、しっかりと貯められます。

貯蓄目的のない保険で配偶者の老後資金を保障するなら、掛け捨ての定期死亡保険を使いましょう。掛け捨てなので、保険料も割安です。老後資金が貯まった時点で解約すれば、必要以上の保険料を支払わなくて済みます。その場合は、自分できちんと老後資金を貯められるように、安全な運用方法を取りましょう。



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